沈澱中ブログ

お笑い 愚痴

鬱屈を書き殴る……の巻

小学校の卒業文集に記した将来の夢を叶えてその職業に就けたというのは、結構幸運で幸福なことだと自覚しているが、叶えた喜びを噛み締める夜より、しんどいよー、面倒臭えよー、叶えなきゃよかったよー、と奥歯を噛み締める夜の方がよっぽど多い。つい先日、長期間掛かっていた商品をなんとか完成させ、取引先からは一応の承認を得られたものの、尊敬する同業者の先輩からの評判はあまり良くなく、落胆している。この仕事一本では食っていけないので、新社会人として就職したが、こっちはこっちで大変でしんどい。

昨日、仕事の帰り道(将来の夢じゃなかった方)に雨上がりの夜道をバイクで走っていたら、後ろから馬鹿に車で煽られた。そいつは路面が濡れた連続カーブの道で何度も幅寄せしてきた挙句、追い抜いていった。猛烈にムカついたので、かっ飛ばして追っ掛けてやった。バイクで車を煽り返して、カーブを抜けた先の交差点で揉めてやろうと思ったからだ。けど、追い付く直前にスリップした。「ダセえ、俺が一番馬鹿やんけ、てかあかん、これ死ぬ」と思いながら、派手に横転した。バイクのハンドルガードが破損し、左足から血が出たが、バイクも俺も無事だった。「怖かったあ」と呟いて笑った。俺はビートたけしにはなれないと悟った。

バイクで横転する五日前、高校時代の友人と飯を食った。二年ぶりに会って話をして、とても楽しかったが、昔ほど話が弾んだ感はなかった。結局、高校に馴染めなかった者同士として、当時の愚痴や悪口が一番盛り上がった。それが少し、虚しかった。彼は「この前中学時代の友人とご飯を食べて、ちょっと下世話な話だけど、『高校の水泳の授業で、女子の水着姿見て興奮したよな』って言われたんだよ。でも俺、あの高校が嫌い過ぎて、水泳の授業でも全くそんな気分にならなかったからね」と言った。「確かになあ」と返事しながら、「あ、中学んときの友達とは猥談とかすんのね。俺もむしろ、猥談好きな方よ。けどなんか、君とは殆どそんな話したことないよね」と寂しさを覚えた。メンヘラか。

彼のことは好きで、彼も俺のことは好きだと思う。けど、彼にとって一番の親友は俺じゃないというのも、分かっている。俺にとって彼より仲の良い友達がいるかと考えると、いない。お笑い芸人をやっている幼稚園の頃からの幼馴染がいるが、その子も俺を一番の親友と思っているかどうかは微妙だ。

少ないながらも友達はいるが、親友がいない。この問題は時々、結構胸を抉ってくる。けど、友達を増やすとか誰かと仲良くなるといったことに煩わしさを覚える。友達は作るものじゃなく自然となるもの、を逃げ口上に、交友関係を避けてしまう。唯一無二の親友、みたいな関係に時折無性に憧れるが、誰かと唯一無二の親友に至るまでのあれこれを面倒臭いと思ってしまう。結局、唯一無二の親友が欲しいんじゃなくて、唯一無二の親友がいる自分になりたいだけだ。ダサい。

最近、新しい将来の夢ができた。今の仕事二つを辞めて、バーを開きたい。ウイスキーやカクテルを中心に提供するオーセンティックなバーは、客として行きたいので、自分で開くのはブランデー専門のバーにしたい。酒好きで酒に金を掛けることを厭わないお客様には上質で高級なブランデーを、そこまでではないお客様には、フルーツをサントリーV.Oで漬けた果実酒なんかを、お酒を飲まないお連れ様にはポール・ジローというブランデー(コニャック)の高級ブランドが出しているノンアルコールのスパークリング・グレープ・ジュースなんかをお出ししたい。店名はNo.3。俺にとって3番目の仕事という意味や、お客様の家族や恋人や親友にはなれないけれど、生活の中で3番目に心が安らぐ空間にはなれるんちゃいまっかのう、みたいな意味を込めている。俺みたいに、「恋人や親友と過ごすことで孤独を癒したいけれど、恋人や親友を作るに至るまでが面倒で憂鬱」というダメな人のために、気軽に手軽に足を運べて、ボチボチ孤独を癒せる、そんな場所を作りたい。「3番目」ならthirdやろっちゅう話ですが、No.3の方が格好良いので。好きなジャズとかヒップホップとか流しまくりたいですなあ。新型ウイルスが流行してお上から自粛要請とか出されても、ガン無視したいです。

ちなみに、ネット情報曰く、開業資金や当面の運転資金に600万〜1,000万いるらしいです。よく行くバーのマスターは、居抜きでやると500万あれば充分つってましたが。いずれにせよ、そこまでの貯金はない。まだまだ遠い夢。

いずれもし開業したら告知するので、来てね〜。当ブログの読者には、どんな銘柄も半額でお出しします。無料じゃない辺りが器の小ささを表してるよねー。終わり。